2008年5月28日(水) 森美術館
六本木ヒルズの屋上で
2008年5月28日、われわれ稲垣ゼミは、森美術館で開催されていた「ターナー賞の歩み展」に足を運んだ。このイベントは、最も権威ある賞が生んだ、最も斬新なアート:英国美術の現在史をテーマに、2008年4月25日から7月13日まで森美術館で開催されていたものである。
ターナー賞は、1984年に創設されたものである。新しい美術の振興を目的とするテート・ギャラリーのパトロン団体、「新しい美術のパトロン」(The Patrons of New Art)によってつくられたものである。名前の由来は日本で最も有名な英国人アーティストの一人ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775~1851)からきている。英国美術に偉大な功績を残し、かつ一般の人になじみのある「ターナー」の名前をつけた。国民的現代美術の賞になることを目指したのである。対象は50歳未満の英国人および英国在住アーティストである。ノミネートされた複数の候補者が参加する「ターナー賞」展を開催して、一人の受賞者が選出される仕組みである。2001年には、歌手のマドンナが受賞者を発表するなど、美術界だけでなく広く一般市民からも注目されるにいたっている。2007年度の賞金総額は4万ポンド(約1千万円)にもおよぶ。
我々は、このターナー賞の歩み展が開催される森美術館に足を運ぶ前に、念入りに事前学習をおこなった。その分、よりターナー賞の展覧会を楽しめたと思う。ターナー賞受賞作品の例として、1995年のデミアン・ハーストによる「母と子、分断されて」がある。我々は、今回の展覧会で展示されていた作品たちの偉大さに終始圧倒されたままであった。展覧会のあとは、みんなで展望台にのぼり、大都会東京の景色を一望した。


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