研究室について

法政大学国際文化学部稲垣研究室はこれまでに地域コミュニティや地域に住む個人を取材し、その成果を基とした仮設の博物館をつくる、あるいはこどもたちとのワークショップや共同制作など地域の人々とのコラボレーション/共同作業を前提としたアート・プロジェクトを数多く実践している。これらの実践については、地域に住む個人と個人を結び、そのことを契機として人々のアイディアの行きかう、有機的な交流を作ることを主な目的としており、実施したプロジェクトの多くは地域の人々に歓迎され、タイ・チェンマイにおける一連のプロジェクト(2007~)や茨城県守谷市におけるワークショップ「おやこで楽しむアート」(2007~)などのように、地元の要望により複数年にわたって継続されるものも出てきている。 これらプロジェクトの具体的な目的としては、

 
  1. 地域をテーマとした一連のアート・プロジェクトを通じての地域の活性化をはかる。
  2. 地域を取材した仮説の博物館やキャプションを地域の人々と協力してつくり、老人から子供まで幅の広い世代間交流の場をつくる。
  3. 地域の人々からの情報発信により、外部の人々(国内外)との交流する環境を準備する。
  4. こどもたちとの体験学習型ワークショップにより子供たちが地域を学習する機会を提供し、未就学児については教育的効果とともに地域の子育て支援に協力する。
  5. 上記の事柄を実践して地域の目指す「元気で仲のよい」地域づくりのお手伝いをする。 

 などが挙げられる。 2009年度は越後妻有アートトリエンナーレに出品、水都大阪、タイ・チェンマイ、千代田区、守谷市 でプロジェクトを実施。2010年度は千代田学とタイ・チェンマイ、守谷市にてプロジェクトを実施。 

千代田学(東京都千代田区) 
アーカス・スタジオ(茨城県守谷市) 
越後妻有アートトリエンナーレ大地の芸術祭(新潟県十日町市) 
水都大阪(大阪市) 
Compeung(タイ・チェンマイ)