2000 Welcome to the County Gallery of Sogn og Fjordane!

2000年2月21日-3月12日

ソグン・オグ・フョルダーネ美術館

フォルデ ノルウェー



ノルウェー、ダーレでのレジデンシー期間中に実施されたこのプロジェクトでは、ノルウェーのフォルデに住む人達に「日常生活で役に立つと思うもの」を持ち寄ってもらった。これらの20世紀のオブジェをソグン・オグ・フョルダーネ美術館の19世紀ロマン派ノルウェー絵画の常設展示室に並列した。ノルウェー絵画を含むすべての展示物には日本語の展示キャプションが付けられ、カタログも作成された。「役に立つもの」の展示キャプションには、そのオブジェの所有者が、なぜそのオブジェを役に立つと思うのかが説明された。このプロジェクトを通して、私は自分の文化特有の能力である「日本語でコミュニケーションする」という能力を発揮してみたかった。展示物を母国語に翻訳するという作業とそれらをノルウェーの地方にある一美術館に展示するという行為は、最終的には私のノルウェー文化に関する感じ方を反映するものとなった。同時に日本語キャプション付きのノルウェー文化を語るものを並列展示することで、観客が自国の文化と異文化について思索できるような独自の空間を創りだした。