2001 Tappie Museum

2001年7月21日-8月21日

18th Street Arts Complex

サンタモニカ アメリカ

ロサンゼルス・インターナショナル・アート・ビエンナーレ 参加作品




「タピー博物館」は、「タピー(Tappie)」というニックネームのサンタモニカに長年住んでいる当時83歳のアメリカ人の一生を追ったプロジェクトである。ACC(アジアン・カルチュラル・カウンシル)と国際交流基金(東京/ロサンゼルス)の助成を受けて、18th Street Arts Complex(サンタモニカ)のアーティスト・イン・レジデンスに招聘され、地元の住民やアーティストとともに作品を制作した。


インタビューでは、1918年に中国で生まれ、幼い頃アメリカに移民、その後サンタモニカに住みはじめたこと、戦争中の出来事やメキシコ旅行で知り合った夫人のこと、子供や孫などの家族のこと、肺がんの手術のことなどがタピー氏独特のユーモアとともに語られた。また、思い出の品として子供達が幼かった頃のおもちゃや人形、サンタモニカの古い写真などが展示された。



この博物館を巡っていくことで、彼のユニークな人生を振り返ることができる。と同時に有名人ではない、いわゆる普通の一個人を通して、その地域に住む人々の営みや場所との関わり、その地域の歴史などが浮かび上がる。このプロジェクトが、ある地域に住む特定の個人の博物館をプロデュースする、最初のプロジェクトとなった。



追記

なお、TappieことWilliam Jungさんは2004年1月27日に亡くなられました。

心からご冥福を祈りいたします。